過去ログ - ピカチュウ「どうしてこんなにもあの子に会いたいと思うんだろう…」
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小説家
2012/09/17(月) 23:30:08.01 ID:f4x8RuMh0
前回までのあらすじ
元気を失くしたタブンネを励ましたフタチマルはタブンネと共に彼女のおばあさんの住むお屋敷を目指して森の中を歩いていた。
しかし、目的地まではまだ遠く油断はできない。果たして、フタチマルはタブンネを守り無事に辿りつくことができるのか・・・・・・・。
スタ スタ
フタチマル「・・・・・・・」
スタ スタ
タブンネ「・・・・・・・」
今から10分前
フタチマル「この森を抜けたところにおばあさんの屋敷があるのでござるな?」
タブンネ「うん、この森を抜けた後に橋があって、そこを渡って少し歩いて行けばわたしのおばあさまの住んでいるお屋敷に到着です」
タブンネ「でも、最近悪いポケモンたちが増えているようなんです。 無事に・・・・・・辿り着ければいいのですが・・・・」
フタチマル「大丈夫でござる。 拙者が必ず貴殿を守り、無事に辿り着いて見せるでござる」
フタチマル「だから、心配することはないでござるよ」
タブンネ「・・・・・・・」
タブンネ「うん。フタチマルくんがそう言ってくれるなら、私も全力でサポートします」
フタチマル「ありがとうでござる」
フタチマル「それでは、早速出発をするが・・・・準備は良いでござるか?」
タブンネ「はい、準備は万全に整えています、いつでも出発はできます!」
フタチマル「よし、タブンネ殿のお屋敷を目指して出発でござる!」
タブンネ「お――!!」
スタ スタ
フタチマル「・・・・・・・」
タブンネ「・・・・・・・・」
タブンネ「(私よりも体が小さいのに、逞しい顔立ち、優れた判断力、優れた身体能力)」
タブンネ「(やっぱり、フタチマルくんはすごいわ)」
タブンネ「(それに比べて・・・・・・・)」
タブンネ「(私は全くの力不足・・・・・・フタチマルくんに迷惑を掛けてしまったわ・・・・)」
スタ
タブンネ「(あの時、私が盗賊に連れ去られたりしけなければ、フタチマルくんに迷惑を掛けずに済んだのに・・・・・)」
タブンネ「・・・・・・・・」
タブンネ「(それでも、フタチマルくんは私を助けてくれた)」
タブンネ「(いつまでも彼に頼っていてはいけないわ!)」
タブンネ「(もっと強くなって皆の力になれる程にまで・・・・・強くなって見せるわ!)」
スタ スタ
フタチマル「タブンネ殿?」
タブンネ「!」
フタチマル「・・・・・・・・」
タブンネ「な、何かしら? フタチマルくん」
フタチマル「いや、後ろ見たらタブンネ殿が真剣な表情で考え事をしているように見えたから声を掛けに来たでござるが・・・・・」
タブンネ「あ・・・・・・ごめんなさい」
タブンネ「私が考え事していたせいで・・・・フタチマルくんに心配させちゃったわ・・・・」
タブンネ「本当にごめんなさい」
フタチマル「い、いや! 気にする事ないでござるよ」
フタチマル「タブンネ殿が悩んでいるのに気付かなかった拙者が謝るべきでござる」
フタチマル「気付けなくてごめん」
タブンネ「え!? ううん、フタチマルくんが謝ることないですよ!」
タブンネ「悪いのは私のせいなんです!」
フタチマル「・・・・・・・」 タブンネ「・・・・・・・・」
フタチマル「これからは何か悩みがあれば拙者に相談するでござる。力になれるかはわかないが・・・それでも貴殿の力になって見せるでござる」
タブンネ「フタチマルくん・・・・・・・・・・・・・ありがとう♪」
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