過去ログ - 打ち止め「お姉様」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/17(木) 21:20:16.33 ID:4dACVVix0


「……ミサカはあなたが羨ましいです、とミサカ100032号は本音を呟きます」

皿をスポンジで擦る作業をやめないまま、100032号は打ち止めにそんなことを言った。
なんてことないように、普段の調子で。
それはご飯を食べ終わり、じゃんけんで決まった洗い物係の仕事を二人で片付けているときだった。
とりあえず打ち止めは、心当たりをたずねてみる。

「お姉様と一緒に住んでること?ってミサカはミサカは聞いてみたり」

ついでに可愛らしく小首も傾げみた。
100032号は数秒沈黙し、

「……そうですね、ミサカも一緒に住みたかった、とミサカ100032号は心中を吐露します。……本当に、羨ましいです」

目を細めながら、100032号はキュッキュと皿の水分をタオルで拭う。
そんな100032号を打ち止めは不思議そうに眺める。

(……そんなに羨ましいなら、10032号がお姉様と住めばよかったのに……)

どうしてわざわざ自分のところまで話を持ってきたのだろう。
何かあるのだろうか。
ガシャ、と最後の皿を棚にしまうと、100032号は打ち止めの目線になるくらいまで腰を屈めた。




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