過去ログ - P「エージェント菊地真?」真「はいっ!!」
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243:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:14:39.52 ID:GcTxm7Bx0


「うぅ…、うるさいですーっ!!じゃまするならかえってくださーいっ!!」

 珍しく喚き立てるやよい。プロの情報屋とはいえ14歳の女の子だ。これくらい自然だろう。
以下略



244:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:16:03.34 ID:GcTxm7Bx0


「そうだよやいちゃん。私達も同期メンバーとして嬉しいよ。今日は観客席で応援しているから、頑張ってね」

 雪歩がいつものように励ます。雪歩は来月、歌の収録に入る。デビューはまだ未定だが、雪歩も本格的にアイドルとして
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245:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:16:56.60 ID:GcTxm7Bx0


「もしもし春香さんですかあ?すみません今日はよろしくおねがいします〜。……いえいえ、こちらも頑張りますう」

 新番組出演の激励だろうか。そんな感じの会話をしていた。
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246:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:17:28.96 ID:GcTxm7Bx0


「なんだか春香さん、晩ごはんの食材を買いにスーパーにいったらたまたま千早さんに会ったみたいで。千早さんは
 インスタントのものばかり買っていたから、うちで一緒に晩ごはんを食べようとさそったから呼んでいいかって
 いわれちゃいましたあ。私は別にかまわないんですけど、大丈夫でしょうかあ?」
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247:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:18:05.79 ID:GcTxm7Bx0


「あれ、私も電話だ。伊織ちゃんどうしたのかなあ?」

 やよいは楽屋のテーブルの上に置いてあった伊織専用電話を手に取る。そして伊織と話し始めた。
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248:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:18:41.43 ID:GcTxm7Bx0


「なんだか伊織ちゃん、お父さんとケンカしちゃったみたい、頬をぶたれて家出しちゃったみたいなんですー。それで
 一日はやくなっちゃったけど、うちに泊めてって言われましたあ。私はいませんけど春香さんもいるし、大丈夫だと
 思います〜」
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249:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:19:42.47 ID:GcTxm7Bx0


「……やよいちゃんのおうちって、今千早ちゃんが来ているんじゃあ………」

 真の横で、青い顔をしてぽつりとこばす雪歩。その言葉に俺達もさっと青ざめた。
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250:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:20:21.49 ID:GcTxm7Bx0


「そうだっ!!事務所にいる子か、オフの子に連絡しましょうっ!!春香1人じゃ無理でも、誰か他の子がいれば何とかなるかも
 しれませんっ!!」

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251:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:21:00.12 ID:GcTxm7Bx0


「あああどうしましょうどうしましょうっ!!私のせいでみなさんにご迷惑を……っ!!」

 頭を抱えて取り乱すやよい。無理もない、こいつも緊張していたんだ。それに伊織のためを思っての行動だったのだろう。
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252:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:21:30.52 ID:GcTxm7Bx0


「分かっているさ。でも行かないよりはマシだろう?どうせどこかであの2人は話し合いをしなければいけなかったんだ。
 逆に考えるとこれはチャンスかもしれない。それにこれを逃すと、もう次はない気がするんだ」

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253:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/25(金) 20:22:38.29 ID:GcTxm7Bx0


「真ちゃんは困ってる女の子達を助けるエージェントさんだもんね。だからここは真ちゃんが行くべきだと思う。私を
 助けてくれたみたいに、伊織ちゃんと千早ちゃんも助けてあげてねっ!」

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