過去ログ - P「エージェント菊地真?」真「はいっ!!」
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327:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 19:19:50.45 ID:dHNmZJbK0


***


「うう……、どうしてこんな事になっちゃったんだろう………」

 ここは駅前のとある喫茶店。今ボクは人生初のデートの為にここで北斗さんを待っている。昔は男の子と何人かの
グループでサッカーや野球はしたことはあるけど、大人の男のヒトと1対1のデートがそんな気安いものじゃないくらい
はいくら鈍いボクでも分かる。腕っぷしには自信があるボクだけど、それとは別の意味で怖い。それに北斗さんは細身に
見えて100キロのバーベルを軽々と上げてしまうようなマッチョだ。きっと腕っぷしも敵わないだろう。

「それに初めてのデートなのに、こんな恰好で良いのかな………」

 ボクは自分の服装をもう一度確認する。ボクの服装は昨日ファッションショップで買った黒地に白の水玉のキャミソール
に白いパーカーを羽織り、下はジーンズのホットパンツだ。スカートの方が良かったかなと思ったけど、動きにくいしパンツの方が慣れてるからこっちにした。それでもいつもの服装に比べてかなり露出が高いから恥ずかしい。いつも男っぽい
恰好をしているから、こんな女の子っぽい姿になると誰もボクだと分からないみたいだ。ちょっと大きめのキャスケット帽
を被って変装しているものの、これも必要ないかもしれないな。




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