過去ログ - 憂「トーテムゆーい」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/13(日) 11:28:46.39 ID:S4M/NBaDO
憂「幸福の予約」



憂「去年の冬にもこんなことしたね」

唯「したした」

唯「あったかいでしょ〜お姉ちゃんの手」

憂「ううんちがうよ」

憂「あったかあったか、だよ♪」

唯「あーっ!」

唯「あったかあったか!」

唯X憂「「あったかあったか♪」」

唯X憂「「アハハハハハッ、ハハハハ――――」」



 "おはようございます、平沢憂です"

 "昨日のお姉ちゃんの事件は無事に解決して、今日もお姉ちゃんの笑顔を近くで見ていられます"

 "たしかにお姉ちゃんは抜けてるところはあるけれどその分、お姉ちゃんには周りを引き寄せる魅力があります"

 "危なっかしくてほうっておけない、それでいてやるときはしっかりやって、その姿が人を魅せるんです"

 "それが私のお姉ちゃん。自慢のただ一人のお姉ちゃん"

 "だけどひとつだけ、心に留まる疑問があります"

 "和ちゃんのお墨付きの、今日までずっと変わらないその魅力"

 "それはこれからも変わらず煌めき続けると信じていいのでしょうか?"

 "お姉ちゃんは中学のころが嘘のように活動的になりました。当時ではとても考えられない変化です。それによって私は今もこうして幸せを享受しています。しかしだからこそ心配なのです。そんな劇的な変化がこれから先にまた起きることが"

 "その変化はお姉ちゃんにどのように作用するのでしょうか。今こんなに眩しい魅力が、これ以上どんな輝きをみせてくれるのか想像できません。またひとつお姉ちゃんの新しい一面が現れるのか、それはお姉ちゃんの長所なのか短所なのか。それとも、輝き自体が消え弱々しく……考えたくありません"

 "お姉ちゃんは大人になったらどんな風に成るんだろう。たくさんの人を元気づけるお仕事に就くのかな? 介護士とか? 学校の先生とか? それとも一人のお婿さんに精一杯尽くすお嫁さん? 私にはどれもお姉ちゃんにピッタリだと思えます"

 "そして私にも、大人になる時がいつか――――"

 "今は将来の自分どころか大学生のお姉ちゃんの姿も思い描けず、全部全部、まだ模索中だけど"

 "まだ見ぬ未来をより輝いたものにするために"

 "いつか巣立つその日まで幸せな時間を共に積み重ねていこうと思います"

 "このお姉ちゃんの成長を見守りながら"

 "このお姉ちゃんの両手のように"


唯「見て見てー! 塀の上に猫が!」

憂「どこどこ?」

黒猫「ナーーオッ」

唯「かわいいねー」オトナカナ? コドモカナ?

憂「わあ…全身真っ黒で毛並みもステキ……」オニキス ミタイ


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