24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:30:36.09 ID:xgkb/hFfo
梓「どうです?」
唯「でもあずにゃんが寂しいんじゃない?」
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2012/05/13(日) 23:31:34.34 ID:xgkb/hFfo
一日中遊んだあとで家に帰った。
夜になった。
わたしはあずにゃんに尋ねた。
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2012/05/13(日) 23:32:38.44 ID:xgkb/hFfo
※
午前9時20分。
日曜日。
天気予報は晴れ。
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2012/05/13(日) 23:33:08.38 ID:xgkb/hFfo
あずにゃんはコーヒーを飲んだ。
唯「甘い?」
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2012/05/13(日) 23:33:45.36 ID:xgkb/hFfo
星が綺麗ですね。
外に出てすぐあずにゃんが言った。
唯「わざと言ってるでしょー」
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2012/05/13(日) 23:35:31.58 ID:xgkb/hFfo
人口夜。
星のカーテンの下にわたしはいたんだ。文字どおり。
大きなとびっきり大きな、街くらいあるプラネタリウム。
だからいつだって夜なんだ。
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2012/05/13(日) 23:36:18.32 ID:xgkb/hFfo
その後、あずにゃんと商店街を回って遊んだ。
服屋をひやかしたり、ゲームセンターのスロットマシーンを回したり、空き地の猫を観察したりした。
生活感。
ねえ、もっとたくさんのことを知っていればよかったのにね。
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2012/05/13(日) 23:37:09.65 ID:xgkb/hFfo
唯「あずにゃんは何がしたい?」
梓「唯先輩がしたいことならなんでもいいですよ」
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2012/05/13(日) 23:38:42.21 ID:xgkb/hFfo
【2】
あずにゃんは弱かった。
あつれき。
と、あずにゃんはわたしに説明してくれた。
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2012/05/13(日) 23:39:40.94 ID:xgkb/hFfo
わたしはこの病気を天国病と呼ぶことにした。
理由はいくつかある。わたしが日頃あずにゃんを天使だと(半ば本気、半ばからかいで)褒めたたえているのと、ちょうどそのとき天国は寂しいところだという話をしていたのと、そこが公園だったということで。
唯「あの人、疲れた顔してるね」
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2012/05/13(日) 23:41:05.78 ID:xgkb/hFfo
唯「それにしても誰も受け取ってくれないなんてかわいそうだね」
梓「む……どうでしょうか」
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