67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/17(木) 20:38:26.80 ID:pR1OCBos0
だけどそれでも私だけは泣かなかった。いや、泣く事すら出来なかった。
余りの喪失感に泪さえも失ってしまったのだろうか?。
恐らく私は私の心にぽっかりと空いた大きな穴は、京子の死を受け入れない限り決して閉じる事は無いのだろうと思う。
京子がインフルエンザに罹って学校を休む様になってから、病院で息を引き取るまで、ただの一度も逢えなかった。顔を見る事すら出来なかった。という事もあるのだろうか。
私の中の京子は今も私を茶化したり、突拍子もない事を言ったりやったりする元気な姿の京子のままだった。
だから未だ私は彼女の『死』をそして『別れ』受け入れる事も実感する事すら出来なかった。
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