過去ログ - P「765プロに潜入、ですか?」
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64:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:34:07.53 ID:Sv/sZrdY0
貴音「これは…歴史を感じさせる佇まいですね。趣があります」
どう見てもただボロいだけの寂れた店なのだが物は言い様だな。
P「人通りの少ない路地裏にあるからな。だが味は悪くないし他人の目を気にしないで済むのも大きい」
65:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:38:01.83 ID:CsA7Sbny0
P「で、そろそろ俺を食事に誘った目的を聞いていいか?」
貴音「ええ、まずはプロデューサーに一言お礼をと思いまして」
P「礼?」
66:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:42:53.88 ID:dzJa4pk60
P「で、話はそれだけか?」
貴音「はい、それと実は…」
店主「へいっ!ラーメン二丁お待ちしやしたあっ!」
67:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:46:40.86 ID:4KD2lgEA0
貴音「真、美味しゅうございました。良き店を教えていただき感謝いたします」
P「そんな畏まって礼を言われるほどのことじゃない。美味かったのならまた来てやれば店主が喜ぶさ」
しかしまさか貴音の方が先に食べ終わるとは…男として少しプライドが傷付くな。
68:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:48:53.36 ID:4KD2lgEA0
四条と食事を共にしてから一週間。
スケジュールの都合であれから四条の仕事に付き添ってはいないが、事務所で何度か顔を合わせても特に変わった様子はないようだ。
相変わらず無駄に壮麗でミステリアスで…扱い辛い存在だった。
真美「にっしっし、聞いたよにい…プロデューサー」
69:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:52:07.06 ID:HkR3XI7M0
P「四条が男と二人で食事してた?」
真美「うん、ダンスレッスンの帰りに見かけたんだけど。ね〜まこちん」
P「菊地、本当か?」
70:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:54:09.16 ID:HkR3XI7M0
春香「お疲れ様でした!」
千早「明日もお願いします」
夕方、レッスン後に荷物を取りに来た春香と千早が帰って行き、事務所には俺と音無さん…そして四条だけが残っていた。
71:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 22:59:17.22 ID:TdFPUBkK0
言えない相手…家族や親戚の類ではないのだろう。
ならば尚更把握しておかねばならない。
P「俺はお前のプロデューサーで、お前を一人前のアイドルとして育てるのが仕事だ。そして何かあった時にお前を守る立場でもある。それを踏まえた上でもう一度聞く、誰と食事していた?」
72:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 23:03:49.48 ID:edN6AGVX0
小鳥「もし単純に教えたくないだけだったとしたら、嘘を吐けばいいだけじゃないですか。親戚って言われても私達には分かりませんし」
P「それはまあ…確かに」
小鳥「でも貴音ちゃんは嘘を吐かなかった。少なくとも嘘を吐きたくないくらいには信頼されてるってことですよ」
73:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 23:08:11.91 ID:GFT6ceOR0
『しっかり見てて』…そう音無さんに言われたものの、特に何の進展もトラブルも無いまま時間だけが無為に過ぎていった。
変わったところと言えば四条との会話が減ったことくらいだが、元々口数の多い奴じゃなかったから大して気になる問題でもない。
P「(今日のスケジュール…四条はTV局で収録。あの日と同じ深夜番組…か)」
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