過去ログ - P「765プロに潜入、ですか?」
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77:765潜入中 ◆8HAMY6FOAU[saga]
2012/05/16(水) 23:31:44.01 ID:UVZWMebJ0
聞こえてきたのは貴音の声と粘りつくような中年男性の声。

P「(まさかこいつが相手だったとはな…)」

黒井社長の下にいたときに何度か関わったが、俺としては公私共に二度と顔を合わせたくない男だった。
ディレクターの立場を利用してアイドル達を弄び、飽きたら躊躇いも無く捨てる。
芸能界の暗部の象徴とも言える男だが、まさかこんな形で再会することになるとはな。

ディレクター「私の言うとおりにすれば君はすぐにでもトップアイドルになれるんだがねえ」

貴音「誇りなき地位に価値などありません!離しなさい!」

ディレクター「強情な娘だ。まあ、別に君じゃなくてもいいんだけどねえ。前に君と一緒にいた…響ちゃんと雪歩ちゃんだっけ?彼女達も魅力的だったしねえ」

貴音「なっ!?」

ディレクター「それとも君たちを出入り禁止にするのも悪くないかなあ。765プロなんて弱小プロダクション、ちょっと不祥事をでっち上げればそれくらい簡単に出来ちゃうからねえ」

P「…」

相変わらずの下劣な物言いに虫唾が走る。
この男の立場でそんなことが出来るはずもないだろうに。

考えるまでも無くさっさと止めるべきだが、ここで俺が出ていっても765プロが逆恨みされるだけだ。
俺のことがばれても厄介だし、回りくどいが関係無い第三者を呼んできて…。

ディレクター「…そう言えば最近やっと君たちの事務所にプロデューサーが入ったそうじゃないか」

貴音「!?」

P「!?」


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