過去ログ - あやせ「-------------------あなたのことが好きです」
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◆36m41V4qpU
[saga sage]
2012/06/13(水) 01:24:17.16 ID:gfJUulNA0
「――――――――――――――――――――――――――」
「………………」
チラりとあやせの方を見ると
「・・・・・・・・・・・」
あやせは目を逸らす
『ねぇ、聞いてる? 京介、、、、きょ・う・す・け・』
「あ?ああ………………聞いてるぞ」
『本当に一人?』
「本当に一人」
自分でも驚いた、 桐乃にこんなに意図して嘘を吐いた事なんて今まで無かった。
でもその時の俺は………………
『ふぅ〜ん、、そう』
「………………じゃぁ、またな」
『待って!あ、あたし話あるから、 すぐに帰ってきてくんない?』
「は、はぁ?
だ、だ、だから俺は雨宿りしてるって言ってたんだけど………………?」
『良いから帰ってきて、 もし、、今帰ってこないなら、、(判別不能)、からっ』
「おまえ、 な、何を………………?
さっき言ったよな? 俺は受験生だから風邪引かない様に」
『京介、、あたし待ってるから、、信じてるから』
一方的に桐乃は言い放つと同時に電話も一方的に切られた。
しばらくの間、 あやせと二人っきりでいる事も忘れて俺はずっと
桐乃の事を考えていた。
覚悟して俺は、 あやせを部屋に連れ込んだつもりだった
好きと言わた時、 返事をすることを躊躇って…………その結果あやせが
雨の中で泣きじゃくって、 涙さえ区別が出来ない様になったままにはしたくなかった。
あやせをそのままにしたくなかったから、 俺は敢えて自分でも驚く行動に出た。
けど、散々悩んで腹を決めた筈なのに、 桐乃と話した途端に
そんなことを一瞬で忘れてしまった自分に気付く。
単に雨に濡れてあやせが可哀想だから、 100%同情で連れ込んだだけ、
だった気がしてくる
俺には何の予感も、 ましてやあやせを受け止める覚悟なんて最初から、
そ・ん・な・も・の・は、 全・然・無かった気がしてくる
さっきキスしかけた事すら幻だった様な気すらしてくる
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