過去ログ - あやせ「-------------------あなたのことが好きです」
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7: ◆36m41V4qpU[saga sage]
2012/05/16(水) 04:36:56.84 ID:HWhlZu0P0

「……………あやせ」

今、この瞬間 俺が何を考えてたか?
これを吐露したら多分、いや間違いなくヘタレだって言われちまうんだろうけど
俺はあやせと桐乃を仲直りさせる為に、馬鹿をやったことが ふいに頭を過ぎった。

桐乃のやつを抱きしめながら、大好きだって絶叫した時のことだ。
俺は死ぬ気で(……………親父に殴りかかった時みたいに必死に)
仲違いした親友同士を和解させる為に頑張ったつもりだ。

でも今考えると
誰か(あやせ)の目の前で 誰か(桐乃)を(に)好きって言って
結果 喧嘩してた二人が仲直りするキッカケになるってことは………………

俺が近親相姦上等の変態兄貴って誤解された状況(実はあやせは知ってたけど)
になったとしても、 今のこの状況に比べたら実はなんて気が楽だったんだろうって
心の底から感じるわけだ。

確かに あやせと俺はその嘘のせいで、 色々すれ違ってきたわけだし
辛かったり嫌な思いをしたのは認める。

しかし今回は………………………………
誰かを好きって言ってみたり、その好意を受け入れたら……………あの時とは正反対に
仲が良い親友同士の友情にヒビが入ったり、疎遠になっちまうんじゃないのか?

多分 黒猫は特別なんだ。
あいつは俺の為に 俺._ら._兄._妹._の為に 俺の言葉をちゃんと理解して
納得して受け止めてくれた。

だけど あやせは--------------きっと、 黒猫とは違う。 
今度ばかりは、 前みたいに下手な嘘を吐いたとしても全てが都合よくはいかない。
俺はそのことを考えれば-------------考えるほど、石みたいに固まってしまう。




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