4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/16(水) 16:33:58.41 ID:H6g2DcHC0
ほむら「どうして・・・皆、せっかく仲間になれたのに・・・」
ほむらの心が、絶望の闇に包まれる。
その闇に身を委ねようとしたときだった、女神のような一声がほむらの耳に届いた。
「ほむらちゃん・・・」
ほむら「ま・・・ど・・・か?」
ほむらが目を開けると、そこにはほむらの代わりに魔女に立ちふさがる大切な存在・・・鹿目まどかの姿があった。
その凛とした姿にほむらは一瞬だけ我を失う、しかしすぐに理性を取り戻しまどかを止めようと叫ぶ。
ほむら「駄目よまどか、それだけはやめて!!」
まどか「もういいんだよ、ほむらちゃん」
まどかの言葉が、魔法でようやく正常に動いている心臓につき刺さる。
胸の痛みを無視してほむらは叫ぶ。
ほむら「よくない!!貴女がまたキュうべぇにだまされるのなら、私はいったい・・・何のために・・・」
まどか「騙されたりなんかしない、もう誰もほむらちゃんを攻めたりなんかしない・・・いや、私がさせない!!」
決意を固めた瞳を、まどかは魔女ではなく・・・目の前に鎮座するすべての元凶・・・キュうべぇに向けた。
QB「願いは決まったようだね、鹿目まどか。なら願うと良い、君はいったいどんな願いでこの宇宙を・・・この世界を救うつもりだい?」
ほむら「・・・ぅうあ゙ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
最後の力でほむらは銃弾をキュうべぇへと放った。
時間がやけに遅く進む、世界がまるで選択を待つかのように。
ほむらは願った、届け、届いてくれと。
まどかが、願いを叶える前に・・・あいつを殺してくれと・・・
しかし、遅かった。
まどか「 」
まどかの願いとともに、彼女の体から光が溢れ
キュうべぇの体は木っ端みじんに砕け散った。
ほむら「あぁ・・・あぁあ、あぁぁぁぁぁあああああ・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「うわあああああああああああああああ!!!!!」
がシャン!!と、機械が作動する音が聞こえる。
次元の穴が開き、違う世界線へとほむらが引きずり込まれる間際にまどかは言った。
また、会おうね と・・・
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