過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/25(金) 22:38:46.96 ID:YaJKQ5lmo
『いくら吼えても詮無きことだよ、垣根帝督。
 そもそも君に選択の余地など無い。
 君も、君の大事な友達の運命も、私のさじ加減でどうとでもできるのだから。』

「……なら、そうして俺を脅して、お前は俺に何をさせようってんだ?」

俺は出来る限り冷静に言葉を搾り出した。
もちろんそれは表面上の話で、腹の中の怒りは、収まるどころか膨張を続けていた。


『君には、博士の率いる「メンバー」に所属してもらう。
 そこで君は、私の指示の元に、学園都市の治安維持に従事してもらう。
 そこで活動を続ければ、君の能力も一層鍛えられるだろうしね。
 そうそう、先程君と交戦した原子崩しも、同様の組織を率いているのだよ。』

それで合点がいった。
あの少女が行っていたのは、虐殺という名の治安維持活動だったのだ。

そして通信機の向こうの相手、アレイスターも、俺に同様の活動を要求している。


まさか風紀委員として活動していた俺が、そんな汚れ仕事を強要されるとはな。
だが、かといって選択の余地も無かった。

ならば、毒を食らわば皿までだ。


「……アレイスター。俺からも要求がある。」

『何だい?』

「俺をそちら側に引き込むのなら、新しく組織を作らせろ。」

『ほう?』


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