過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/05/28(月) 21:01:13.87 ID:tcgTymYso
一方通行はベクトル操作の能力により、自身に有害物を除去する反射の膜を施している。

反射の膜は、俺の繰り出す攻撃を全て受け流し、俺に向けて反射していった。

「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


普段の俺であれば、未元物質を介して反射の膜を解析しようとしただろう。
そうすれば、反射をすり抜ける法則を見つけられたかも知れないし、そこに活路を見出せたかもしれない。

だが、錯乱状態の俺は、何も考えず、ただ自分の力を闇雲に一方通行にぶつけ続け、
その度に自ら傷ついていくだけだった。


それは、戦いとすら呼べない行為だった。
事実、俺は一方通行を敵とは認識していなかった。
それどころか、俺は自分が何をしているのかすら分かっていなかった。


それは、幼子が駄々をこねるのにも等しい行為だった。


「…………何やってンだ、オマエ?」


一方通行は、そんな俺を見据えたまま、蔑むような視線を向けていた。


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