過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/05/31(木) 22:52:33.27 ID:cznTVi1lo
「お姉様、……その第一位の殿方は、どの様な方ですの?」

白井が恐る恐る尋ねた。


「恐ろしい奴よ。
 粗暴で、残虐で、冷徹で、人を殺すことに一切の躊躇いを持たない悪魔よ。
 さっきの証言だと、昏倒させられたって言ってたけど、もしかしてそれは……」

御坂は、その先に言葉が続かなかった。
言えば、本当にそうなってしまいそうな気がした。


「そ、その人を倒して、初春を助けられないんですか?
 いくら第一位といっても、御坂さんだって第三位ですし、戦って勝てないことも……」

今度は佐天が尋ねた。
少しでも不安を払拭したいという意図が見える質問だった。


「強いなんてものじゃないわ。私とでは次元が違いすぎる。
 正直、アイツが本格的に絡んでいたとしたら、……私ではどうしようもない。
 私なんかが挑んでも、何もできず、虫けらの様に殺されるだけ。」


「そんな……」

二人は絶句した。
御坂の実力は、二人とも良く知っていたし、また信頼していた。


その御坂に、そこまで言わせるとは、第一位とはどれほどの怪物なのか。


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