過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 20:58:36.28 ID:0hbbRHj5o
暫くして、俺達は唇を離した。


「どうだ、伝わったか?」

以下略



272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:00:55.25 ID:0hbbRHj5o
「そう照れるなよ。好き同士なんだから別に構わねえだろ。それとも何だ?お前は嫌だったのか?」

俺はニヤニヤしながらからかうように言う。


以下略



273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:02:10.68 ID:0hbbRHj5o
「あー、悪かったよ。機嫌直してくれ。」

俺は飾利を抱き寄せ、よしよしと頭を撫でてやった。
飾利はまだ頬を膨らませていたが、満更でもなさそうだった。

以下略



274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:03:55.77 ID:0hbbRHj5o
「まったく、飾利は甘えん坊だな。」


「い、いいじゃないですか。やっと帝督に会えたと思ったのに、あんな痛くて怖い目にあって……
 それでもこうして気持ちが通じ合えたんですから。
以下略



275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:05:09.34 ID:0hbbRHj5o
「よし、じゃあ、目を閉じろ。」

俺は飾利と向き合い、指示を出す。


以下略



276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:06:15.69 ID:0hbbRHj5o
ドアのところに立っていたのは、『スクール』の同僚、心理定規の女だった。
いつからそこにいたのか、俺達の方をジロリと睨んでいた。


「メ、心理定規さん!どうも、こんにちは!」
以下略



277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:08:37.22 ID:0hbbRHj5o
「メ、心理定規……お前何でここに?」

「あなた達と同じ。『グループ』に保護されたのよ。
 あの日アジトを出た後、『グループ』の胡散臭い笑みを浮かべた男…海原光貴だったかしら。
 彼に襲撃されて、その時に言われたのよ。
以下略



278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:14:20.22 ID:0hbbRHj5o
「そ、それなのに!『グループ』のアジトに連れて来られたら、
 粛清されたはずのリーダーは意識不明とはいえ何故か生きてるし、
 その間は一般人の女の子が付きっきりで看病してるし、
 今日だって気が向いたからお見舞いに来てあげたのに、
 意識が戻ったあなたは、私を無視してその女の子とイチャイチャしてるし!」
以下略



279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:16:50.26 ID:0hbbRHj5o
「ん、何か言ったか?」

心理定規が何事か呟いたようだが、俺には聞き取れなかった。


以下略



280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:18:58.49 ID:0hbbRHj5o
「な、て、テメェら、いつからそこにいやがった!?」


「俺はさっき部屋を出てからずっとここにいた。」

以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 21:20:38.84 ID:0hbbRHj5o
「はわわわわ…………」

あーあ、飾利が顔を真っ赤にして縮こまっちまった。
仕方ないので俺は、飾利を胸元に抱き寄せ、顔を隠してやった。

以下略



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