過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:45:37.61 ID:zFxr7JLpo
飾利は俺の姿には気付いていないのか、一人で夕焼け空を呆然と眺めていた。
俺は無言で飾利の側に歩み寄る。
やがて向こうも気付いたらしく、こちらに向かって手を振り始めた。


「もう、帝督ったら遅いですよ。私、待ちくたびれました。」

非難がましい言葉とは裏腹に、飾利は笑顔だった。
声も、どこか弾んでいた。


「待ち合わせをした覚えはねえ。つーかお前いつからそこにいた?」
俺は飾利の横に座り、そっけなく答えた。


「えーと、幼稚園から帰ってすぐでしたから、2時頃ですね。」

「そんな時間から俺を待ってたってのか、お前は……」

「はい。」


淀みなく答える飾利に、俺は呆れてしまった。


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