過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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320:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage saga]
2012/06/09(土) 22:55:24.99 ID:0hbbRHj5o
「少し意外だな。君のことだから、これすらもサンプルにするのかと思ったが。」

エイワスは感情の窺えない表情のまま、本当に意外そうに呟いた。


「忘れてもらっては困る。私とて人間だよ、エイワス。
 『プラン』のことのみを考えているわけではないし、時折娯楽も欲しくはなる。
 それに、ここまで暗部で働いてきた彼への、労いの意味も無いわけではない。」

「…………」

アレイスターの言葉に、エイワスは暫し黙り込んだ。


「どうかしたかい、エイワス?」

「いや……君がその様な人間らしいことを言うなど、いつ以来だったかと考えただけだ。
 ……君に会うのは随分久しぶりだな、『エドワード・アレクサンダー・クロウリー』。」

「……懐かしい名で呼んでくれるな、エイワス。」



エイワスにそう呼ばれると、アレイスターは少しだけ、彼にしては珍しく微笑んだ。


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