過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/23(水) 23:32:56.78 ID:Wi3a/Y4uo
「やれやれ、今日の授業はこれで終わりか。」

ある日の昼食の後、俺はそんなことを呟いた。


「いいよな、垣根。俺達はこれからが長いってのに。」

横で一緒に飯を食っていた友人は、ため息をつきながらそう返した。


身体検査の後、俺は学園都市の指定した学校に正式に編入した。
ただ、他の学生と違い、俺は能力開発の授業は無かった。

俺の作る暗黒物質は、未だその正体が不明だった。
そんなものを作る俺の能力の開発方法など、誰にも分からなかった。

だからある程度解析が進み、開発の方針が立つまでは、
俺にとって開発のコマは、研究者に暗黒物質を提供して帰るだけの時間だった。


そんなわけで、午後一杯が開発の授業であるこの日は、俺にとっては半ドン同然だった。


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