過去ログ - いーちゃん「安価で戯言シリーズ?」
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177: ◆SIJX2KryAg[saga]
2012/08/11(土) 23:01:01.50 ID:7TLMlVwN0
【いーちゃんをデートに誘おうとして空回る子荻ちゃん】


いーちゃん「」スタスタ

子荻「あら? 戯言の遣いさんじゃないです」バッタリ

いーちゃん「」スタスタ

子荻「お元気してましたか?」

いーちゃん「」スルー

子荻「って、ちょ、えっ?」エッ!?

いーちゃん「」スタスタ

子荻「あ、あの! ちょっと待って下さい! 普通にスルーしないで下さいよ!」ガシッ!

いーちゃん「え? あ、子荻ちゃん。久しぶり」ヤァ

子荻「久しぶりじゃなですよ。さっきから何度も声かけてたじゃないですか」

いーちゃん「あ、そうなの? ごめん。ちょっと考え事をしててね」

子荻「何かお悩みですか?」

いーちゃん「う〜ん……まぁ、ちょっとね」

子荻「何か言いにくいことなんですか?」

いーちゃん「うん。聞かないでくれると嬉しいかな」

子荻「では、あえてお聞かせもらいましょうか」

いーちゃん「あえてっ?」

子荻「ふふっ、冗談ですよ」

いーちゃん「冗談ですか……」

子荻「それより、随分困ってるようですが……相談でも乗って差しあげましょうか?」

いーちゃん「え、でも……」

子荻「心配はいりませんよ。私の名前は萩原子荻。私の前では悪魔だって全席指定、正々堂々手段を選ばず真っ向から不意討ってご覧入れましょう」

いーちゃん「う〜ん………いや、いいよ。悪いし」

子荻「そうですか………では、気晴らしに一緒にどこか行きませんか? 付き合いますよ?」

いーちゃん「でも、今お金ないし……」

子荻「私が出します」

いーちゃん「いや、悪いって。年上の男が年下の女の子に奢ってもらうだなんて最悪でしょ」

子荻「悪くありません! むしろ最良です!」

いーちゃん「ん〜〜。じゃあ、喫茶店にでも行こうか? 割勘で」

子荻「もちろんです! それでは、行きましょう! 私美味しい喫茶店を―――」

Prrr…Prrr……

いーちゃん「あ、ちょっと、ごめん……」メール

友『あ、いーちゃん。さっきの件なんだけど、こっちでなんとかできそうだよ。詳しい話は直接話したいから、ちょっと来てほしいかな』

子荻「どうしたんですか?」

いーちゃん「ごめん。悩み事が今解決した」

子荻「え?」

いーちゃん「それで今からちょっと行かなきゃいけないから、お茶の件はまた今度ということで―――」バイバイ ダッ

子荻「………」




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