過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その5
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310: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:14:44.17 ID:QPYV1mFAO

○月×日

今日は久しぶりにお父様がお休みを取ってくれたので、メイドと3人でお出かけした。

以下略



311: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:18:19.92 ID:QPYV1mFAO

恐らく、私やメイドが屋敷に来た頃は無理をして時間を作ってくれていたのだろう。
普段お父様はお忙しくて、めったに顔を合わせることも無くなっていた。

お父様の抱えるグループは、物事を知らない私ですら知っている程の大きくて有名なグループだった。
以下略



312: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:21:13.20 ID:QPYV1mFAO

○月×日

とんでもないものを見ちゃった。

以下略



313: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:23:51.07 ID:QPYV1mFAO

それと出くわしたのは、眠れなくて厨房へ飲み物を貰いに行こうとしていた時だった。

ちょうどメイドの部屋を通り過ぎようとした時に、明かりが漏れていることに気付く。
メイドもまだ起きているのならお話でもしようか、と思って近づくとメイドが誰かとヒソヒソ話をしている事に気付いた。
以下略



314: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:25:34.80 ID:QPYV1mFAO

○月×日

メイドとえっちしてた使用人の子が朝起こしにやってきた。

以下略



315: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:27:47.79 ID:QPYV1mFAO

普段なら大抵起こされる前に起きているのだけれど、その日は前日の夜遅くまで起きていたせいで、ぐっすりと眠っていたらしい。

遅くまで起きていた理由は……その、思い出したくない。
ただ、起こされたとき下着が冷たくてこの年でおねしょしてしまったのかと焦っていたのはナイショ。
以下略



316: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:30:01.19 ID:QPYV1mFAO

○月×日

今日は月に一度の男くんの写真を貰える日だった。

以下略



317: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:34:15.80 ID:QPYV1mFAO

最初のうちは月に2度3度貰えていた男くんの写真も、いつしか月に一度となっていた。

この1年、写真でしか見る事の出来ない男くんはほんの少し大きくなって、髪も伸びて。
でも、その表情だけはいつも変わらなかった。
以下略



318: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:37:07.72 ID:QPYV1mFAO

 『許嫁よ。 どうしてそのような悲しい顔をする?』


心配したお父様が私に声をかけて来た。
以下略



319: ◆vF1GrLS8msUg[saga]
2012/06/30(土) 21:40:48.35 ID:QPYV1mFAO

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パタンと日記を閉じて、ため息を一つ。

以下略



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