8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/05/17(木) 00:28:37.36 ID:TMYi0AWf0
―何時間ここで僕は倒れていたのだろうか。
辺りは夕焼けで赤く染まっていて、校舎外から帰宅する生徒の声が聞こえてくる。
きっと今日は欠席扱いになっているのだろう。折角暑い中登校したのに。
さっさと家に帰ってお茶でも飲もうと、立ち上がる。
?「あ、気がついたんだ」
男「…?」
服に付着していた砂利を払っていると、後ろから声が聞こえた。
20歳程だろうか。150cm強程の華奢な体をした女性が立っていた。
女「あっはっはっは、さっき君を見つけてね。頭から血が出てたからとりあえず応急処置はしておいたよ」
男「え、あ、ありがとう…ございます…」
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