168:1
2012/10/07(日) 21:11:21.51 ID:GjkxAV7O0
なんて言えば澪は救われるんだろう。
そこで、私はある可能性に思い当たった。
それは恐ろしいことだった。
169:1
2012/10/07(日) 21:18:44.60 ID:GjkxAV7O0
そんな澪に縋るように尋ねた。
「澪は本当にいるのか…?」
その質問に戸惑う澪の顔を見つつ、
170:1
2012/10/07(日) 21:21:36.29 ID:GjkxAV7O0
ぎゅっと澪を抱きしめた。
…温かい。
それでも、
171:1
2012/10/07(日) 21:24:16.45 ID:GjkxAV7O0
私は狂っているの?
何が正しいの?
澪は実在しているの?
何を信じればいいの?
172:1
2012/10/07(日) 21:28:52.67 ID:GjkxAV7O0
私と澪は今までみたいな生活を送る。
それは間違いなのか?
正しいのか?
173:1
2012/10/07(日) 21:39:11.14 ID:GjkxAV7O0
梓の言葉に私の何かが切れた。
「お前に何が分かるんだよっ!?」
「…分かりますよ。」
174:1
2012/10/07(日) 21:42:24.25 ID:GjkxAV7O0
くだらない喧嘩をして、
仲直りできたのに…
「…私の馬鹿。」
175:1
2012/10/07(日) 21:48:34.00 ID:GjkxAV7O0
澪が死んだって分かった時。
すでに私は狂っていたかもしれない。
泣き叫ぶ。
喚き、嘆く。
176:1
2012/10/07(日) 21:53:33.25 ID:GjkxAV7O0
そしたら軽音部に梓が来た。
澪と入れ替わるように。
梓は澪みたいだった。
177:1
2012/10/07(日) 21:57:08.93 ID:GjkxAV7O0
「…律。」
その声で目を覚ます。
「何?」
178:1
2012/10/07(日) 21:59:58.47 ID:GjkxAV7O0
「…聞きたくない。」
「そうか、なら私はもうダメかもしれないな…」
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