2:1
2012/05/17(木) 16:33:28.30 ID:rp+y4+JO0
本を読んでいたら、澪が部屋に入ってきた。
驚いた。
思わず何度も瞬きを繰り返した。
3:1
2012/05/17(木) 16:38:34.28 ID:rp+y4+JO0
私が寝転んでいるベットは、もちろん澪のベットだ。
室内に私のものは一つもない。
ベットも、たくさんの本も、少し古いパソコンも、
4:1
2012/05/17(木) 16:49:55.12 ID:rp+y4+JO0
「前から何度も言ったぞ、勝手に入るなって。」
怒り気味の澪、
「見られたらダメなものでも入ってんのか?」
5:1
2012/05/17(木) 16:55:17.38 ID:rp+y4+JO0
あれあれ見たか、
あれ見たか。
二つの蜻蛉が草の葉に、
6:1
2012/05/17(木) 17:00:59.99 ID:rp+y4+JO0
澪は同じ姿勢のまま、そんな言葉を呟いた。
ちょうど私が読んでた本の冒頭部分だ。
試しにページを戻って確認してみたところ、
7:1
2012/05/17(木) 17:08:38.96 ID:rp+y4+JO0
「すげーな、澪!」
「ところで律、お前がこんな本を読むなんて珍しいな。」
確かに、そうかもしれないな。
8:1
2012/05/17(木) 17:13:44.53 ID:rp+y4+JO0
「なぁ、澪?」
「どうした?」
私は澪の手に触れた。
9:1
2012/05/17(木) 17:19:46.54 ID:rp+y4+JO0
確かに澪は実在している。
「どうして澪はここにいるんだ?」
10:1
2012/05/17(木) 17:39:04.45 ID:2O9TbrlJ0
11:1
2012/05/17(木) 17:40:04.07 ID:2O9TbrlJ0
↑るこうしんそうと読みます。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/17(木) 17:43:07.17 ID:NPR7Cxxio
お、おう
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