120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/03(日) 00:51:46.96 ID:Ddk5UbC2o
紬「はぁはぁ!」
私は何かを振り切るために走った
素敵な思い出やキラキラした気持ちや
そして今まで勘違いをしていた自分の感情
そんなものは汗や涙と共に流れ出てくれればいいのに
でも、とりあえずのところは
澪「待って! ムギ!」
澪ちゃんから逃げなくては
澪「話を聞いてくれ!」
紬「嫌ぁっ!」
嘆き叫び怒り裏切り
負の感情が爆発して
今、澪ちゃんに捕まっちゃったら
私はどうなるかわからない
もしかしたら、澪ちゃんに酷いことを……
だから、澪ちゃんから逃げなきゃ
だけど、こんなに一生懸命走っているのに
澪ちゃんとの距離はみるみるうちに縮まっていく
自分の体力の無さを呪った
もう澪ちゃんに捕まってしまう
そう思った瞬間
けたたましいブレーキ音が響いた
澪「ムギ! 危ない!」
160Res/113.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。