61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/05/26(土) 01:17:44.45 ID:pXl8hg5Jo
菫「あの、お姉ちゃん。やっぱりおじいちゃんが言ってたことは見当違いなんじゃ……」
紬「いえ、ほぼ合ってるわ」
菫「ええっ!? じゃあ、こ、こ、こ、恋をしてるってこと!?」
紬「まぁ、根本が間違ってるんだけど」
菫「どういうこと?」
紬「もう自分一人で抱え続けるのも限界だし、菫だから話すんだけど」
菫「う、うん」
紬「あのね、驚かないでほしいんだけど」
菫「わかったよ」
紬「私、殿方より女性の方が好きかもしれないの」
菫「え……」
紬「もちろん恋愛感情でよ」
菫「あー。うん」
紬「今日ね、好きな人がロミオ役に選ばれて
で、目下私の恋のライバル的な人がジュリエットになっちゃったの」
紬「それなのに悲劇とはいえ、私がそんな二人の愛の物語を書かなくちゃいけないなんて」
紬「もし時間が戻るなら私もジュリエット役に立候補すればよかったって」
紬「本当に浅はかだったわ」
菫「へー、大変だね」
紬「あまり驚かないのね?」
菫「なんて言うか、昔からお姉ちゃんがそっち方面に興味があるってのは
なんとなくわかってたから」
紬「そう?」
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