16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/20(日) 00:10:34.29 ID:5OkhKKO/o
外は小雨が降っていて、傘を持たなければならなかった。
勅使河原の家までそれほど遠くはないのが救いだ。
雨の中、二人で歩いて行く、中学の時以来だろうか。
見崎「ねえ、榊原くん」
榊原「なに?」
見崎「榊原くん、こっちにいる間、どこに泊まるの?」
二年前に夜見山に住んでいた祖父母が共に亡くなり、僕は夜見山に身寄りがいない。
そのことは見崎も知っている。
榊原「ああ、父さんに旅費を頼れないからね……勅使河原に頼み込んで、泊めさせてもらう事になってるんだ
ちょうど勅使河原の両親とも出張でいないらしいし」
見崎「そう……」
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