38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/05/27(日) 23:19:55.96 ID:aMHhF8cdo
榊原「一応、僕の覚えていることはこれくらいかな、肝心な部分は忘れてしまっているけどね」
綾野「はい、ありがとうございました」
正直言って、榊原さんの話から解決の糸口は見つかりそうもない
現象による記憶の改竄は、完璧に働いていた
東京生まれで今も東京住みなので、現象による改竄が弱まっていないか期待したけれど、そう甘くはないようだ
ただ、彼の話の中で気になる部分が少しあった
綾野「榊原さんの年の前に止まった年が有りましたよね、その年の卒業生がその怜子さんなんですよね」
「そして、甥の榊原さんの年も止まった」
「もしかして、榊原さんの一族……に現象を止める何かがあるんじゃないかって」
もしそうなら、今年始まった現象を止めるすべはないということになる
千曳「確かに、私もその可能性を考えたことはあった、が、どうとも言えないという結論にならざるをえないね
ただ……これは私の直感半分期待半分だがね、おそらく関係ないだろうと私自身は考えている
榊原くんの母親が夜見山岬くんと同じクラスにいたが、二人に特別な関わりはなかった
それに、現象が一族や血統というもので左右されるとは、私には到底思えない」
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