過去ログ - 綾野「私が死者」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/06(水) 00:15:05.10 ID:MjJXZKkQo


望月「勅使河原くん……大丈夫かな」

望月さんの表情は恐怖に怯えているようだ
いや、望月さんだけでなく、その場にいる四人全員がそうだろう



中に入って待っている間も、誰も言葉を発しなかった

時計の針の音だけが、鳴り続けていた

十分ほど経った頃だろうか、見崎さんが口を開く

見崎「綾野さん……ここで待っているだけじゃ息苦しいし……風にあたってきましょう」

息が詰まりかけていた私にとってその申し出はありがたかった
望月さんと榊原さんを残して、私たち二人は家の外に出た



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