過去ログ - なお「入江会長ってかっこいいよね」れいか「!?」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:21:13.49 ID:ROaGA6hS0

唇を噛んで悔しがったところで、今さらどうにもならなかった。
青い鼻から生まれたアカンべェには、五人揃わねば太刀打ちできない。
それが、動かしがたい現実というものだ。

以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:21:51.31 ID:ROaGA6hS0

出来の悪い生徒に言い聞かせるように、魔女は滔々とした語り口調で言の葉を紡ぐ。


「さっきの青っ鼻の一件からもわかるように、アンタはプリキュアの中でも珍しい頭脳派だわさ。鬼と狼の馬鹿さ加減に日々頭を悩ませてるアタシと、相通ずるものがあるかもねえ」
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:23:03.82 ID:ROaGA6hS0

目を伏せて、拳を固く固く握る。
腹立たしかった。
声高に卑劣を体現する魔女が、ではない。
困窮した状況に心を折られ、反撃への糸口を探そうともしない無気力な己が、だ。
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:24:07.54 ID:ROaGA6hS0

「おーおー、自信満々じゃないかい。そうだね。それならきっと、“その理由”は違うんだろう。じゃあ、学校を自分の思い通りにしたかったからかい?」

「違います」

以下略



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:25:13.55 ID:ROaGA6hS0

「わかったかい? 理解が追いついたかい? アタシが何を言いたいのか、もうわかっただろう? とどのつまり、アンタはそういう――――利己的で打算的な、強欲極まりない女なのさ」

「あ……」

以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:25:51.11 ID:ROaGA6hS0

「坊やが美化週間の見回りを買って出るほどにきれい好きなのを知っていたから、花壇の世話を一人で始めた。もしかしたら坊やが通りがかって、自分を褒めてくれるかもしれない」

「ちが……違いますっ!」

以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:26:44.00 ID:ROaGA6hS0

「挙句の果てに、さっきのアレさ」

「あ、れ?」

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:28:09.24 ID:ROaGA6hS0

「それなのにアンタは傷心のお姫様を気取って、傷付いたふりをして、彼の気を引こうとした。ああ浅ましい。ああ、醜いったらありゃしない」

「や、め……やめて、ください……」

以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:29:05.51 ID:ROaGA6hS0

「またまた、とぼけるんじゃないよ。あるじゃないか、アンタだけのガラスの靴が。王子様を自分の元にやってこさせるための、ギラギラ光る誘蛾灯が」

「え?」

以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/19(土) 19:30:04.64 ID:ROaGA6hS0

「そうさ。アンタはまず、坊やをどこかに呼び出そうと思い立った。なるべくなら思い出深い場所がよかった。生徒会室でもいいが、それじゃあちょっと味気ない。その時のアンタにはまだ、浮かれた戯言を夢想するだけの余力があった」

「あ……あ……」

以下略



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