112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 23:43:28.87 ID:cmlmztc50
あずさは、刃先を、ぐたりとした躰から抜く。
優しげな顔。
そのまま、商人の元へ。
すでに恐ろしさのあまり、腰があがらなくなっている。
「ひ、ひい!」
「このような手段で娘と契ろうなどとは男の風上に置けぬ者。
以後、手出しはせぬように」
先程までとは違う、
静かだが厳しい圧を感じさせる物言いだ。
そして、二人の方も見て言う。
「二人とも、良いですね、
再びこの男が動くようなら斬り捨てなさい」
台詞の最後は、ぞっとするような笑みであった。
「はい」二人は揃って返事をした。
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