193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:20:22.02 ID:l9ykQD6T0
決してひき剥がせないそれはもう自分の一部であって、嫌だとは思う。
しかし、もしもそれを失って、自分は自分でいられるのだろうか、
自らが憎むこの空気を、身の回りから消去して、自分は呼吸ができるのか、
生きていられるのか?
そう考えた。
今日は澄んだ風が吹いているのだが、彼女はそのことを知らない。
綺麗な月が出ていることも……。
ここから見える月の形など、光など、どうでもよいことだ。
見えることを知る必要などない。
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