196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:30:27.85 ID:l9ykQD6T0
「そうなれば、ここへは来ることもありませんな」
少し意地の悪い問いをしてみる。
ささやかな仕返しだ。
「ええ、この私以上に気に入った女子があればの話ですが」
どきりとした。
「姫を好いていると言った覚えはありませぬが……」
「ふふ、そのようなものは見ていれば分かるもの。
隠さなくても良いのですよ。
まったく可愛げのあることです」
「なんのことやら……」
自分でも上手く誤魔化せていないのが分かる。
見てみると、くすくす笑っている貴音姫は機嫌が良さそうだ。
ここ最近、しばらく会っていなかったから、話すこともいくつかある。
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