209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:23:49.42 ID:l9ykQD6T0
「おはようございます、母上」
「おはよう、真之丞」
言いながら、あずさは息子の目を覗き込んだ。
「気が抜けていますね。
この後で、道場に行きなさい」
「はい、禅でも組みます。
丹田(たんでん)に力が入らないので……」
あずさは、
四条の姫君と真之丞が逢うのを許してはいるが、
黙認ということだ、今は。
あの娘、貴音には邪淫の性を感じる。
このままではいけない。
結婚するなどと言いだす前に、
相手を探してやらなくては……と考えている。
338Res/186.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。