214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:40:46.08 ID:l9ykQD6T0
五
河原では、二人の男が対峙している。
じりじりと詰める間合い。
じゃり、と音のする足元。
双方、上段に構えて睨みあう。
千早太と真之丞であった。
どちらからともなく、動き合った。
ひゅん、と二つの刃が同時に鳴った。
相手の体の前でぴたりと止まる。
「気が剣に乗ってないな」
「ああ、そうだ。
実を言うと体が少々重い」
「今回は真は某の後ろでそっとしておるのが良いだろうな」
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