25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/19(土) 17:25:16.17 ID:PUm5wcli0
「あきれた。
仕事を放って茶屋にいたのか。
なんたる忠勤ぶりよ」
「あそこの団子はうまくてな」
そんなことは、この際どうでもいいのだ。
訊きたいのは……。
「誰がやったか、であろう」
千早太が言う。
「そうだ」
「某の調べたところ」
「ほう、仕事をしているとみえる」
真之丞が口を挟む。
「えい、うるさい!
某の調べたところ、
手の負えないごろつきどもが山賊まがいのことをやっておるとのこと。
きっとその連中だろうと考えた」
「その娘、生きておればよいのだがな」
「なかなかの器量良しとの噂」
「なれば貞操が危うい」
行くぞ、というかけ声とともに二人は駆けだしていた。
338Res/186.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。