43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/21(月) 22:54:21.13 ID:sMurzLOZ0
ふうと息をはく。
千早太はどうなった。
はるか、という娘は。
二つの問いが同時に頭に浮かんだ時、御堂の方から声がした。
「おう、御苦労であったな」
娘の肩を抱く千早太がいた。
「何ともないのか。
それから、娘の肩を抱くな」
はるかは頬を朱に染めている。
「すまぬな、性分ゆえ。
それにしても真、驚かんのか?」
「いや、だが、不思議と死にそうにはないからな、おまえは」
「なにを隠そう、
実はこんなこともあろうかと懐に板きれを忍ばせておいたのだ」
はははと笑い、千早太は言う。
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