57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:39:17.04 ID:ErBideRw0
そうはなりませんな、
と千早太が呟くのが聞こえた。
だが、久しぶりに母に抱かれたことで、
体が熱くなるのを感じた。
欲情したのではない。
一人の子供として愛情を与えられている、
ということを改めて知って、嬉しかった。
「……行って参ります」
縁側で草鞋を履き、道場の横を通って外に出た。
稽古の声、木刀の音が響いている。
今日は秋にしては暑いな、と真之丞は感じた。
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