64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:56:27.24 ID:ErBideRw0
「そういうことでございましたら、
ありがたく頂戴いたします」
声は抑えているが、余程嬉しかったのであろう、
その顔には涙がとめどなく流れていた。
「これにて、万事解決か」
千早太も笑い泣きながら言った。
「いや、まだだ、
おまえを成敗していないからな」
「朝のことか?
待て待て、話せばわかる」
慌てる千早太に、鉄扇で撃ち込む。
瞬間、まな板で筋をそらされた。
下半身の動きで体勢を変えるが……。
「全く、とんでもないやつだ」
笑いながら、真之丞は言った。
二人を見て、その後、
千早太を見て、やよいは言った。
「お侍さまの方が、強いのですね」
侍たちは、お互いに視線を交わして、
そして、
どっと笑った。
338Res/186.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。