95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 22:32:58.41 ID:cmlmztc50
「ふうん。
じゃあ、あんたはどうなの?」
いおりは、真之丞を見て言う。
「私は、命をかけたことがない。
まだ、それだけの価値のあるものに出会えていないからな。
もしかしたら、未熟さゆえに、
ただ気付いていないだけかも知れぬが……」
しばらくの沈黙の後、口を開いたのはいおりであった。
「それじゃあ、依頼をかえるわ。
と、いうより、初めの内容でお願い」
「そなたの護衛か」
真之丞が返事をする。
「任された」
お手並み拝見ね、といういおりの言葉と共に、
少し遅めの昼飯が運ばれてきた。
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