27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:16:40.10 ID:tZuTq0oxo
  
  ある日の放課後、私は唯ちゃんに人気のない暗がりへと連れ込まれ、この有様である。 
  
  バレた。 
  
  
 さわ子「どうして……」 
  
  と、言ってしまってから後悔する。 
  バカ。 
  それじゃ私達が付き合っていることを認めてしまったのと同じだ。 
  
  
 唯「こないだお使い行くときに見たんだー、先生と和ちゃんが仲良さそーに手つないで歩いてるの」 
  
 さわ子「ああ……」 
  
  確かに三日前の「お泊り」の日、コンビニで買い物をした帰りに、ちょっとの間だけ、和ちゃんと手をつないでいた。 
  やめておけばよかったのだ。 
  彼女も普段着だったし、私もラフな格好で髪型も変えていたから問題ないと思ったのだけど。甘かった。 
  ああ、けれど私から手をつないだ時の、彼女のうれしそうな顔はかわいかったな。 
  いや、この際そんなことは問題じゃない。 
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