過去ログ - 勇者「僕は、この世界を救えるか」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/20(日) 03:43:32.50 ID:GqAt17wDO

女神「ザンネンだけど……」ハァ

◆めがみは よこに くびをふった

ユウシャ(死んだまま、という事になるのか! ひええ、冗談じゃない!)

女神「それじゃあね、ユウシャさん」

ユウシャ「ま、待って!待ってください!」

女神「え?なにか最後に言い残す事でも?」

ユウシャ「いえ、違うんです!」

ユウシャ「あの、僕……」

◆ユウシャは めがみを まっすぐみつめた!

ユウシャ「やります!やらせて下さい!」

ユウシャ「女神さまのタメに、世界、救います!」

女神「うーん、ちょっと違うわ。目的は、金目の物を集めるタメよ」

◆とうとう めがみのくちから かねめ という ことばがでた!

ユウシャ「集めます!金目のもの!集めますんで!」

◆ユウシャは おどろいているバアイではなかった
◆ユウシャは しにたくなかった
◆ユウシャは めがみの えげつないおどしにくっした

女神「あら、そう。なら決まりね、ウフフ」

◆めがみは しめしめ といったようすだ

ユウシャ「ホッ……」

女神「それじゃあ、まずは街に戻るわよ」

ユウシャ「えっ、旅に出るんじゃ……?」

女神「それだと、さっきみたいにスグにやられちゃうでしょ」

女神「そうなると、わたしだって困るわ」

女神「なんたって、アナタは世界に必要とされる勇者様なんだから☆」

◆そのユウシャを おどしたのはだれか
◆ユウシャは そんなことばを グッとのみこんだ

ユウシャ「あの、それで街に戻って何を……?」

女神「まずは、仲間を集めるの」

ユウシャ「あ、それなら、酒場には登録冒険者がもう居ないので無理ですよ」

女神「フフン、そこでわたしの出番ってワケ」

ユウシャ「え?」

女神「わたしも、仮にも運命の女神。そのチカラを侮るなかれ、ってね」

女神「まあ、ついてくればわかるわ」

ユウシャ「は、はあ」

◆ユウシャは めがみに つきしたがった

女神「さて、街に着いたし、ここらでいっちょやりますか」

ユウシャ「え?」


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