過去ログ - 姫「疲れた、おんぶして」勇者「はいはい」
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252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/06/13(水) 18:52:58.81 ID:cSlkh2Z80


―――――― ザァァ・・・ッ!!


雨は数時間前に比べその勢いは増していた。

叩きつけるような雫の塊、そんな中を突風が切り裂き進む。

雨粒が触れるより速く、勇者の体はその雨粒をむしろ弾くように突き進んでいた。


その手には、雨と僅かな血が滲んでしまった手紙。


勇者「……!!」


走る、駆ける、雨を切り裂く。

急がなければならなかった。

もはや一刻の猶予は存在しない、スラリンが自身を犠牲にしてでも手紙を届けるのを優先したには意味がある。





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