過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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934:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/05/29(火) 22:45:30.59 ID:MVtX4+Im0

ソファーから立ち上がったセイバーが襟首をくいっ、と引き寄せて、
きっ、と貴方を見上げる。どうにも身長差のせいで、彼は背伸びをして貴方を見つめるしかない。

揺れる、潤んだ黒曜石の瞳が、貴方の瞳を捉える。
それは昨日と同じように今にも泣き出しそうでって……えっ!?


セイバー「えっぐえっぐ、アンタぁ、じゃなぎゃ、えっぐ、ヤだぁっ!」


いつの間にかセイバーは本当に泣き出していた。
ぽろぽろと目から大粒の涙を流しながら、子供のようにやだやだと貴方の襟首にしがみつく。
捨てられまいと必死なその姿が、どこか夢で見た幼き日の彼と被る。


――すまなかった、と貴方は縋り付く少年の頭を優しく撫でた。


ぽん、と貴方に手を置かれ、驚いたように貴方の顔を見上げるセイバー。
しかしすぐにその表情を綻ばせて、彼はえへへ、と嬉しそうに微笑んだ。



【セイバー《信頼》を入手しました】

さて、昼貴方は――?
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