過去ログ - 杏子「魔法少女デジモン☆マギカ」ギルモン「テイマーズ!」
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◆QUeH7k7NG9t3
[saga]
2012/09/04(火) 15:44:48.68 ID:kpfU31q60
杏子「マミ、そいつが今までアタシ達にしてきた事……忘れたわけじゃないだろうな?」
マミ「だからさっきも言った通り、美国さんはただ操られてただけだって呉さんが……」
杏子「アンタはそんな妄言を簡単に信じるタマじゃないだろ!」
さやか「そうだね…そんな嘘であたし達に近づいて陰からこっそりと殺るための罠かもしれないよね」
まどか「さやかちゃん杏子ちゃん…そんな言い方は……」
ほむら「(今までの時間軸ではインキュベーターを傷付けたせいではあるとはいえ、私の事は信用しなかったくせにね……でも、今思えば、この世界で最初マミと出会った時はあっさりと私と共闘を結びたいと申し出てきたわね……まあ、この世界ではパートナーのテリアモンがいるからイレギュラーである私の事をあることないこと吹き込む淫獣畜生にそれほど依存してなかったかしらね……それはともかくとして……)」
ほむら「私もこの女を信用する事はできないわ」
まどか「ほむらちゃんまで……」
ほむら「まどか、こいつはかつての世界で美国織莉子と共にあなたを……だから私は仮に今の話が本当だとしてもこいつらを許す事はできない」
キリカ「ははっ…思った以上に魔女の世界での私達の事を恨んでいるようだねキミは」
ほむら「知っていたのね、あの世界の自分の事を……」
キリカ「ああ、織莉子の能力のビジョンで見せてもらった。そして、あの世界で私と織莉子がやった事は決して間違ってはいなかったと思ってる」
ほむら「そう思っているのなら尚更……!!」
まどか「…わたしの事はいい……でも、それなら最初から最悪の魔女になるわたしだけを殺せばよかったでしょ?関係の無い他の魔法少女の子達や学校のみんなを巻き込んで……!!」
ほむら「まどか…それじゃあ私は……」
マミ「さっきからあの世界とか魔女とか何の話をしてるの?」
さやか「ああ、マミさんだけ聞いてなかったんですよねそういや……」
キリカ「最終的にあの手段を取らざるを得なくなったのは暁美ほむらが常にキミを……」
まどか「ほむらちゃんを言い訳にしないで!!」
キリカ「……」
QB「でも、美国織莉子の予知能力でかつて有り得た並行世界のビジョンが見えたとしても、この世界の呉キリカと美国織莉子はかつてほむらが居たという魔女の世界の自分達の行動を知っているだけで、記憶や人格を引き継いでるわけじゃないはずだけど」
まどか「あ…うん……でも……」
ほむら「いえ、こいつらはその世界での自分達の行動を認識して肯定しているのよ」
キリカ「少数を犠牲にして多数を救う織莉子の考え……多数を切り捨て鹿目まどか一人だけを救おうとしていたキミが否定できるのか?」
ほむら「黙りなさい……!」
まどか「だから、ほむらちゃんを言い訳にあなた達のやってきた事を……」
キリカ「でも、私個人としてはキミのその覚悟は評価しているんだよ?彼女に無限に愛を尽くせる覚悟をね……仮に私と織莉子がキミ達の立場がだったなら私もキミと同じ願いを祈っていただろうしね」
ほむら「あなたに評価されても嬉しくないわ。あなたと私は違う」
キリカ「そうかな?愛するものために違う自分になりたかった私達は似ていると思うんだけどね……」
アグモン「あのよぉ…キリカ……そんな事よりもよぉ……俺達はこいつらにお願いしなきゃいけない立場なんだろ?」
インプモン「お願いだぁ?」
アグモン「織莉子を助けたいと思っているキリカを手助けしてほしいんだ……頼む!!」
杏子「ふざけんな…テメェらがレオモンを殺してゆまをあんな目に合わせたことをアタシは忘れてねぇぞ……それで助けてくれだぁ!?」
ゆま「キョーコ……でも、あれはゆまも悪い心を持ってたからゆまはあんな事を……」
杏子「お前は黙ってろ!!」
ゆま「! …うぅ……」グス
ゴマモン「おい杏子!ゆまを怒鳴りつけることはないじゃないかってばよ!!」
杏子「あっ…!ゴメンなゆま……」
ゆま「うん……」
杏子「でも、アタシもほむらと同じくコイツを許す気は毛頭ねーよ!!」
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