過去ログ - 杏子「魔法少女デジモン☆マギカ」ギルモン「テイマーズ!」
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482: ◆QUeH7k7NG9t3[saga]
2012/09/04(火) 15:54:18.80 ID:kpfU31q60
〜荒野〜

オーガモン「つい勢いで飛び出して来たけど……これからどうすっかな?」

オーガモン「どっかで屋台のラーメン屋でも開くか?でも俺が作るラーメン、麺はいいけどスープが糞マズイって前に杏子に言われたしなぁ……」

オーガモン「まぁ、そう言いながら俺のラーメン残さず食べてくれたのもアイツだけだったんだよなぁ……」

オーガモン「…やっぱ戻ろっかな……いや、レオモンを殺したあの女と一緒になるなんてゴメンだ!!」

オーガモン「奴を倒す事が俺の生きる目的だった!それを奴等は……!!」

マタドゥルモン「生きる目的って…それじゃあ君がレオモンを倒してたらどうなってたの?」

オーガモン「そりゃ、俺がレオモンを倒せば「やったー!」って気分になってたなぁ……」

マタドゥルモン「でも、同時に君の生き甲斐を失うわけだよね?論理的に矛盾してない?」

オーガモン「ああ…だからレオモンを倒した後の事なんて考えてなかった……って、テメェらは!!」

マタドゥルモン「やあ。君、奴等の一味から抜けたみたいだね」

ベルゼブモンX「……」

オーガモン「だ…だから何だってんだよ!!」

マタドゥルモン「だったらさ、俺達と組まない?そして君の生き甲斐を奪った奴を倒すのにも協力してやるよ?敵討ちをしたいんでしょ?」

オーガモン「何だとぉ?テメェ等と組めってか?」

マタドゥルモン「元々はそんなに人間に思い入れがあるって訳でもなかったんでしょ?なら、いいじゃないの」

オーガモン「…断る!」

ベルゼブモンX「…あぁ?」

オーガモン「アイツ等にはそれなりに恩義があってなぁ、確かに別れはしたがアイツ等を裏切る真似はできねぇ!そんな事したら俺の仁義がすたるってもんだぜ!!」

マタドゥルモン「仁義?仁義って「お引きえぇなすってぇ」ってヤツ?」

ベルゼブモンX「…要するにお前、人間共が好きだったんだろ?」

オーガモン「…あ、ああそうだよ!アイツ等と一緒に居るのは楽しかった……仲間を持つのも悪くないって……俺にもパートナーが欲しいと思うくらいだった……」

マタドゥルモン「ふぅん……ま、いっか!俺の非常食になってもらおうと思ったけど……今血を吸わせて―」

ベルゼブモンX「今死ねお前」

マタドゥルモン「え?」

オーガモン「!!」

ベルゼブモンX「人間と一緒に居るのが楽しかっただとぉ?デジモンとしてのプライドを捨てたテメェは生きる価値もねぇ……」

オーガモン「へっ!何だか知らねぇがオメェ人間に対して相当思うところがあるようだな!」

ベルゼブモンX「ぐっ…!うるせぇんだよ……俺を見透かした態度で見るんじゃねぇ!!」

オーガモン「へへ…そうか、テメェは……」

ベルゼブモンX「黙れ……消えろ」

―――――
――――
―――
――



マタドゥルモン「まったく…ダンナったら……そのデジモンのデータは俺が食べようと思ったのにさ」

ベルゼブモンX「奴等はリアルワールドに行くんだったなぁ…俺達も行くぜ!」

マタドゥルモン「行くって……俺達がリアライズするにはアナログマンに時空振動爆弾を作ってもらうしかないよ?」

ベルゼブモンX「…ちっ!人間の手を借りるしかないってのか!」

マタドゥルモン「しかも超強力なヤツをね!作らせるのにも時間がかかるかもよ」

ベルゼブモンX「何でもいい!そこで奴等を今度こそ潰す……!!」


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