37:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2012/05/22(火) 23:46:34.69 ID:hxj4NxIg0
梓『誰がちっちゃいのですか!』クワーッ
唯『平沢唯の年忘れカウントダウン路上ライブ、はっじまっるよぉ〜!』
通行人1『ちょ、あれ、平沢唯じゃね?』
通行人2『うお、すげえ! マジだ!』
通行人3『なんかの番組か!?』
梓『ああああ大変な事にいいいいいい』グルグルグルグル
唯『キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI♪
揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ♪』
青年1『あ、あの、中野さん』
梓『なんですかっ!?』ギッ
青年1『どうぞ! このギター使って下さい!』
梓『……』
唯『いつもがんばる君の横顔♪
ずっと見てても気づかないよね♪』
青年1『平沢さんと一緒に! 中野さんも!』
梓『……こうなりゃヤケです! やってやるです!』
唯『夢の中なら♪』
梓『夢の中なら♪』
唯梓『二人の距離♪』
唯『縮められるのにな♪』
通行人達『何? このすっげえ人混み』
通行人達『平沢唯と中野梓が路上ライブやってんだって』
通行人達『マジか!? 俺、唯ちゃん好きなんだよ! え、でも、今日の記者会見で放課後
ティータイムを脱退するって言ってなかったっけ』
唯梓『あぁ カミサマお願い♪
二人だけのDream Timeください☆♪
お気に入りのうさちゃん抱いて今夜もオヤスミ♪』
唯『ふわふわ時間♪』
梓&観客『ふわふわ時間♪』
唯『ふわふわ時間♪』
梓&観客『ふわふわ時間♪』
唯『ふわふわ時間♪』
梓&観客『ふわふわ時間♪』
唯『あはははははは! 何だか“ゆいあず”を思い出すねぇ〜!』
梓『二度と…… もう二度と、こんな瞬間は無いんですよね…… ううっ、ぐすっ……』ポロポロ
唯『……もういっかぁ〜い!』
観客『うおおおおおお!!』
唯『あぁ カミサマお願い♪
二人だけのDream Timeください――』
紬は神妙な面持ちで、澪は見様によっては憮然とした表情で、梓は顔を歪めて涙を流しつつ、
唯の眠る棺を運ぶ。
やがて、棺は霊柩車に乗せられた。
長い長いクラクションが鳴らされ、それは火葬場へ同行出来ない参列者やファンへの最後の
別れの挨拶となる。
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