過去ログ - 律「うぉっちめん!」
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62:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2012/05/28(月) 15:12:14.71 ID:yc3eS1Xy0
 
律「唯は道路交通法違反で書類送検。まあ、起訴猶予処分にはなったけどさ。あの当時の
  メディアの唯叩きはマジでひどかった。でも、その後のお前の行動は嬉しかったよ」

梓『いえ…… そんな……』

律「いろんなメディアや自分のブログで、唯を擁護してくれた。事務所が止めるのも聞かないで。
  結局、お前も謹慎になっちまって…… ハハッ、あの時の澪の怒りようったら無かったな」

梓『すみません……』

律「……唯にお前がいて良かった。お前はあいつにとって最高の後輩、いや、友人だったと
  思うよ」

梓『……』

律「唯の仇討ちは私に任せとけ。お前は…… お前だけは、唯の事を忘れずにいてやってくれ。
  これからも、ずっと……」

梓『……』

律「じゃあ、な」

梓『……律先輩』

律「ん?」

梓『真犯人探し、私にも手伝わせて下さい』

律「何?」

梓『か、勘違いしないで下さい。私は律先輩の言ってる事をすべて信じた訳じゃありません。
  ただ、唯先輩と純の死の真相を知りたいだけです。ムギ先輩を襲った人が逮捕された事で
  この事件が終わってしまうのなら、律先輩と一緒にいれば何かわかるかもしれない、
  そう思っただけです』

律「うん……」

梓『それに、律先輩も心配なんです。このままじゃ、律先輩――』

律「ん……?」

梓『……とにかく! すぐにそちらに合流します。今、どこにいるんですか?』

律「今か? お前の部屋の前だ」

梓『はいぃ!?』ダッダッダッダッダッ バタン

律「すまん。ジョークだ」

梓『はっ倒しますよ! ホントにもう!』

律「今、ブクロだ。西口公園。わかりやすいように改札の方に行くよ」

梓『じゃあ、すぐに行きますから。待ってて下さい』

律「梓……」

梓『はい?』

律「お前は…… いい友人だ。すまん…… 苦労をかけるな」

梓『何言ってるんですか。律先輩らしくないですよ。じゃあ、後で』

電話は切られた。
物言わぬ電話を両手で持ち、額に当てたまま動かない律。
そんな彼女に話し掛ける者は誰もいない。
やがて、律はベンチから腰を上げると、コートの襟を立て、午後の日差しが照らすタイル貼りの
舗道を歩き出した。





人生は短い
くだらないケンカをしている暇なんて無いよ
馬鹿馬鹿しいとしか思えないね
だから、もう一度だけ君に尋ねたいんだ
――ザ・ビートルズ


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