過去ログ - 律「うぉっちめん!」
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8:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2012/05/21(月) 22:09:50.89 ID:Bk4utWlu0


唯『あの、マネージャーさん…… お願いです。もうバラエティの出演は入れないで下さい』

マネージャー『どうして? 唯ちゃんのおバカキャラは大人気なんだよ? 数字も取れるし。
       ああ、もちろん単なるキャラ付けだからね。俺は唯ちゃんが馬鹿だとは思ってないよ』

唯『でも、テレビの前の人達はそう思ってくれません。私は、歌を歌って、ギー太を弾いて、
  私の音楽をやりたいんです!』

マネージャー『う〜ん、唯ちゃんみたいな一般ウケしない音楽でマニアックな売れ方するよりもさ、
       クイズやトーク番組でおバカキャラやってた方が人気も出るし、仕事もいっぱい
       来るんだよ。ね?』

唯『……わかりました。どうしても音楽をやらせてくれないなら、私、事務所辞めます』

マネージャー『ちょ、ちょっと唯ちゃん。何もそんな……』

唯『私はコメディアンじゃない! ミュージシャンなんです!』


Come writers and critics
Who prophesize with your pen
And keep your eyes wide
The chance won't come again
And don't speak too soon
For the wheel's still in spin
And there's no tellin' who
That it's namin'.
For the loser now
Will be later to win
For the times they are a-changin'.

いいか、記者や評論家のみなさんよ
あんた達は筆で未来を予言しているけど
よく目を開けておくんだ
こんな機会はもう二度と来ない
即断してはいけない
ルーレットはまだ回り続けていて
勝負はまだついていない
今、負けている奴が
いずれ勝つ事になる
時代は変わりつつあるんだ


インタビュアー『――さて、いよいよここからは実業家としての琴吹社長にお話を伺いたいのですが』

紬『はい。お手柔らかに』

インタビュアー『ご結婚を機に放課後ティータイムを脱退。そして、芸能界そのものも引退され、
        直後に琴吹グループ代表就任と大転換を果たされました。これに関しては何か
        思うところがあったのですか?』

紬『そうですね、やはり琴吹家の一人娘として、いつかは父の事業を継がなければならない
  という意識はありました。また、ミュージシャンとして活動していく中で、エンター
  テインメントという商業分野に強く興味を惹かれ始めた面もあります』

インタビュアー『なるほど。後者に関しては、生来身体に流れる実業家の血が騒いだ、とも言えますね』

紬『ウフフッ、そうかもしれませんね。放課後ティータイムで得た自分の知名度を活かして、
  琴吹グループを成長させたいとも思いましたし』

インタビュアー『そういったお話を聞きますと、グループ企業であるコトブキ・エンターテインメントの
        社長を兼任されているのも納得がいきますね』

紬『自分がお世話になった芸能、マスメディアの世界へのご恩返し。それと、そこで生きる
  昔の私のような方々を応援したい。そんな気持ちです』

インタビュアー『2021年も残り僅かとなりましたが、来年以降の展望をお聞かせ下さい』

紬『メディア部門のより一層の充実は勿論ですが、産業部門にもこれまで通り、いえ、これまで
  以上の力を注いでまいります。既にヴェイト社やスターク・インダストリーズ等の米企業との
  業務提携を――』


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