20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/22(火) 22:50:49.38 ID:7++Ln/UDO
錬金術士と姫の2人は妹姫と別れ、建物の屋根を足場に城の外へと向かっていた。
錬金「よっ」
姫「足を踏み外すなよ」
錬金「はい、気をつけます」
姫「おっ、城壁を越えるぞ」
錬金「馬小屋……なるほど、搬入路を増設したから屋根が外に繋がったのか」
姫「よし、降りていくぞ」
錬金「はい」
姫「……」
姫は最後に鐘楼を振り返る。
そこには、笑顔で手を降り続ける妹姫がいた。
錬金「……戻りますか?」
姫「いや、行こう」
姫は即答する。
そして、姫は鐘楼の妹姫から目を離すと、錬金術士に先んじて城壁を降り始めた。心焦がれる自由の大地を目指して。
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